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卒業生の横顔シリーズ

神杉 悦子 (S.53年度英米語学科卒)


遠藤
S.53年度 英米語科卒業神杉[山本]悦子さんのご紹介です

振り返ってみますと、英語が勉強できればと、第一希望ではなかった京都外大に入学しましたが、京都での4年間は恵まれた環境でした。

初めての一人暮らし、下宿での楽しい思い出、今でもひとりひとりの顔が思い出されます。夏休みを利用して行ったアメリカへのホームステイは一生のうちの一番の経験となりました。卒業して、大阪の小さな営業事務所に働き出しましたが、やがて故郷の山口へ帰り、岩国の米軍基地で少し勤め、まもなく結婚、平凡なサラリーマンの妻になり、2人の娘の子育て。大阪の茨木市、三重県の名張市と住まいを移し、子供に英語を教えながら、英会話学校や通信教育などで、こつこつと勉強を。

やっと40代後半になって、英検1級と通訳ガイドの免許をとることができました。家族や親戚のおかげで勉強の時間がとれたからです。8年前に初めて関東[埼玉]に住むようになり、5年前から、大学の非常勤講師や企業のトーイック講師、外国人観光客の添乗ガイド、翻訳など、いただける仕事はできるだけ受けるようにしています。

仕事は人間相手で気を使うことが求められます。この年で苦労することも多いのですが、同じ仕事の仲間ができたこと、添乗ガイドの仕事は数は少ないですが、いろんな国の人々とじかに接せられ、刺激が多い仕事です。生徒さんにも観光客にも満足をしていただけるよう、一生懸命やることをモットーにしております。


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