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山田 有桂 (S54年度英米語学科卒)

山田写真
ジャズシンガーとして頑張ってます、S54年度英米語学科卒の山田有桂(旧姓山田幸子)です。

京都外大では英米語科で学びましたが、学生時代に取得した語学とクラブ活動(軽音楽部)で出会ったJazzにより、卒業後の自分の人生の方向付けがされた気がします。

現在は音楽家として多方面にて活動をしておりますが、京都外大OBの皆様の暖かいご支援を頂戴致しまして、東京や地方での音楽活動にはお力添えを頂いております。

OBの皆様とのご縁有ってこその事でございます。この場をお借りして感謝の意を述べさせて頂きたく存じます。いつもありがとうございます。

まだまだ未熟な身ではございますが、少しでもこの感謝の気持ちをOBの皆様にお返ししたく、毎年校友会のスタッフとして陰ながらお手伝いをさせて頂いております。
今後共宜しくお願い致します。


上海公演 凱旋レポート (2010.11.15)

上海公演
8/30~9/6の日程で上海へ行って来ました。

目的は上海万博の日本産業館の野外に設置された、JALステージでの母校である追手門学院ウィークのイベントで連日6日間に及ぶVo,Sax,Pianoの3人編成バンドでの公演でした。

JALステージは入場者達が流れて行く通りに面しており、大勢の人々が行き交う中ふと足を止め聞き入ってくれる方もいらっしゃいました。言葉(中国語)こそ全く話せませんでしたが、中国でも少しはスタンダードナンバーを知っていて、一緒に歌を口ずさんでくれた若者もいたので、少し安堵感を感じました。

万博会場へ入るのには、2つ検問所があり結構事細かにチェックされ、なかなかOKをとる為には、スムースではなく、はっきり言って結構毎回の荷物チェックには時間をかなり取られました。今回の様なかなりキツい取り調べって、私にとっては生まれて初めての経験でした。

バックステージは空調が利いていいてOKなのですが、オンステージは只でさえ日中40度近い気温だった上に、照明が入り毎回滝の様な大汗ステージでした。言葉が通じなくても曲と曲の合間に通訳のお嬢さんにお願いして、MCを手伝って頂くと、お客様達は笑顔で私達の演奏と歌を受け入れてくれていました。私のお決まりのラストナンバーは全世界に愛と平和の願いを込めて「What A Wonderful World」を歌わせて頂きました。観客の皆さんうなずいて、聞いてくださいました。中には涙ながらに喜んで下さっている方もちらほらで・・・多くの方に喜んで頂き、この時は本当に歌手、バンドマン冥利につき、凄く私自身歌手としての感激を覚えました。

万博会場の外では、日本からの応援団の皆様といっしょに有名な和平飯店へ行き、平均年齢80歳??と言われているOld Jazzを演奏しているレギュラーバンドの演奏を楽しみ、後半の遅い時間には、お店の店長?から「この後、NYから来た若手バンドの演奏があるから、聞いていけば?」と言って頂いたので、我々バンドマン3人だけそのまま残って彼らの演奏を聞く事に。スウィングジャズから一変して、モダンジャズでした。それぞれ個性があり、楽しい演奏でした。早速休憩時間にメンバーに話をしに行き、意気投合。最終セットではセッションしたりして、楽しい時間となりました。

一週間まるまる上海で滞在させて頂き、楽しい街である事もよくわかりました。最近国家間の対立等の難しい問題が発生しておりますが、音楽の世界では無縁な出来事だと感じております。音楽は世界の共通語です。一日も早く解決し、全世界の人々が幸せになれば・・・と切に思う毎日です。

メンバー;有桂(Vo) 山田壮晃(Ts) 加藤英介(P)
ビッグバンミュージック 山田壮晃・有桂



 

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