平成から令和へと元号が変わりました。令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、新しい文化、新しい時代を切り開いていくという思いが込められています。校友会東京支部は昨年、節目となる「第30回関東地区卒業生の集い」を開催しました。これもひとえに大学、校友会、そして卒業生のお一人お一人のご理解とお力添えの賜物と感謝申し上げます。 今年の31回目となる集いのテーマは「校友会東京支部 〜これまでの30年、これからの30年〜」。新しい東京支部づくりに向けて心踊る第一歩となる大変意義深い集いとなりました。新元号を祝し、新たな思いで、31 回目の集いを開催することができました。歴史の香り漂う交詢社の上質空間で、上質な仲間たちとグラスを傾け美味な料理を楽しみ、校友との語らいに浸り、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。 島谷校友会会長、松田学長のメッセージに続き、香山学氏の乾杯の発声により集いは始まりました。たくさんの皆さんから近況報告や自身の仕事・活動について、また、もらって嬉しい景品たっぷりの抽選会を今年も開催することができました。 東京支部 〜これまでの30年、これからの30年〜 校友会支部は再活動準備中を含め、国内に17、海外に10、合計27を数えます。東京支部は1988年に創設されました。首都圏を中心に関東地区に在住する卒業生の数は5000人程と思われます。東京が日本の政治経済の中心で、150を超える駐日大使館がすべて東京にあることを鑑みても、東京支部が果たすべき役割そして存在意義は大きいと考えます。東京支部はミッションである「つなげる つながる 卒業生の絆と外大文化」を横断幕として掲げ、2011年以降実践したきたひとつが、駐日大使館を初めとする海外政府観光局や海外航空会社と大学とを結ぶ橋渡しとしての活動です。まさに、「つなげる つながる」の実践です。 2011年12月12日〜12月16日、「国際教養学科、世界とつなぐ ―ポーランドウィーク」が大学とポーランドを結ぶ東京支部の活動のスタートとなりました。それ以降、この関東地区卒業生の集いには、ポーランド大使館、グアテマラ大使館、トルコ大使館、メキシコ大使館、ベトナム大使館など、そのときどきの大使をはじめ一等書記官、商務参事官らのご臨席をいただき大学・校友会・卒業生との活発な交流を持っていただいております。 今回、駐日ポーランド共和国大使館のマウゴジャータ・シュミットさんに出席をいただきました。シュミットさんは2年前にワルシャワ大学日本語学科と外大をつないでくださいました。今年5月にはポーランドのウッチ大学副学長らが外大を訪問、同行されたシュミットさんは「外大にポーランド語学科が新設されることが遠い夢ではないことを願っています!」と話されていました。 加えて、東京支部は Global Study Workshop (GSW) の活動と「京都アカデミアフォーラム」in 丸の内を利用したセミナー&ネットワーキング活動にも取り組んでいきます。校友の皆さんの積極的な参加とサポートを呼びかけました。 いかに愉しい集いであったか「論より証拠」、写真の数々をご覧あれ!