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東京支部 今昔物語



〜 つなげる つながる 卒業生の絆と外大文化 〜


2017年7月8日(土) 交詢社倶楽部
12:00-12:30 第一部 パネル討論会「グローバル社会を生き抜く」
12:30-14:30 第二部 懇親会



年に1度開催の校友会東京支部主催「関東地区卒業生の集い」、今年で指より数えて29回目となります。1988年に第1回の東京支部結成総会が品川プリンスホテルで開催され、来年はいよいよ30回記念という節目となるその前年の大事な総会・懇親会です。いつの頃からか、「総会・懇親会」という総称から「関東地区卒業生の集い」という愛称で親しまれるようになりました。先輩諸氏の熱い志と外大への強い思いがあっての今の東京支部です。そして、それを支える「大学x校友会(本部)x東京支部」がまさに3本の矢として機能してきた証と言えます。さて、第29回の集いのはじまりです!

今年も会場は福沢諭吉の主唱により銀座の地に創られた日本最古の社交機関として有名な交詢社。「知識を交換し世務を諮詢する」ことを目的に明治13年に設立された所です。


<先ずはウエルカムドリンクを!>

東京支部の最初のおもてなしは、ウエルカムドリンクからスタート。決して、「乾杯の発生」まで皆様をお待たせすることはありません。リラックスした雰囲気の中で、座る席も基本自由となっているため、しばらく会っていない仲間を見つけてその輪にその隣にまっしぐらという光景も見慣れたものとなっています。
ドリンクもこの時期、冷えたビールはもちろん、赤白のワイン、ソフトドリンクと取り揃えています。交詢社の料理はここだけの話ですが、実はパレスホテルが担当しています。一流ホテルの味が楽しめるということになります。場所も一流、料理も一流、まさに外大校友会に相応しい会場となっています。


<第一部 パネル討論会「グローバル社会を生き抜く」>

昨年から、集いを二部制として第一部「パネル討論会」を新たな企画として取り入れております。前回はテーマを「女たちのグローバルスタンダード」と設定し、4名の各分野で活躍する女性たちに登場してもらいました。意気盛んな外大の4名の「華」によるディスカッションは当然30分弱の枠の中で収まりきれるものではなく、「もっと、聞きたい!」という多くの声をいただきました。

今年も趣向を変えてパネル討論会を継続開催することとしました。首都圏で活躍する「中堅VS若手」のいわばビジネス対決。中堅の代表はリコー勤務の米田氏、三井物産オートモーティブの遠藤氏、若手はAIUの谷口君、コンラッド東京の櫻本君、リコーの石坂君、そして第一生命の石川女史が司会兼パネラー役を演じてくれました。それぞれ論客で世界の大都市・東京を舞台に活躍している様子がよく伝わってきました。今年の司会進行は菅家絢子さんです。元日本航空国際線客室乗務員ということで、2時間の愉快で楽しい集いへと航海役を見事に務めてくれました。

  


<第二部 懇親会「つなげる つながる 卒業生の絆と外大文化」>

第二部は懇親会です。飲んで食べて話しての時間です。冒頭、利根川東京支部長による歓迎の辞。ここ何年かは特別来賓が駐日大使や海外政府高官の皆様ということで支部長の英語での挨拶は恒例となっています。続いて、校友会初の女性会長として島谷直見校友会会長によるご挨拶。校友会創立55周年総会・懇親会が10月7日開催される話がありました。大学からの来賓挨拶は、堀川徹志副理事長。外大は今年5月で70周年を迎えました。来年には新しい学部も創設されます。”Be a Changemaker” が新たな外大スピリットに。

続いて、ヤツェク・イズィドルチク駐日ポーランド共和国大使閣下のご挨拶。外大とポーランドとの関係は数年前から。大学のナショナルウィークでポーランドをテーマに1週間に渡ってシンポジュウムを始めいろんな活動が東京支部協力のもと実施されました。

次に、京都外大とも留学生受入れにおいて交流のあるファム・クアン・フン駐日ベトナム大使館教育部一等書記官部長からのご挨拶をいただきました。ここ数年、大使館からの要人をお招きすることがいわば習慣となっている東京支部、その目的はもちろん海外政府と大学を直接結びつけるきっかけづくりを行うことで就職活動やインターンシップ受け入れに繋がればとの願いからです。152を数える駐日大使館の全てが東京に存在し、政治・経済の中心が東京にあることからも、東京支部の存在意義は大きいと言わざるを得ません。

関西から駆けつけていただいた校友会常任幹事の有本欽也氏に乾杯のご発声をお願いしました。有本先輩は東京支部の創設メンバーでもあり、かつ、クラブハッツの会を立ち上げられた張本人でいらっしゃいます。校友会・大学への貢献はゆうに半世紀/50年を超えていらっしゃいます。矍鑠(かくしゃく)とされ常に元気と勇気をいただいております。




<京都アカデミアフォーラム」in 丸の内>

京都大学産官学連携本部の菊川幹敏様を御来賓としてお招きしました。実は、京都大学は京都の9つのパートナー大学と共に連携協力し、東京駅前の新丸の内ビルディング10階に「京都アカデミアフォーラム」in 丸の内を開所することとなりました。京都外大もそのパートナー大学の一つです。7月12日にその開所式が開催されるということで、どんな連携協力ができるのか、菊川様に京都アカデミアフォーラムについて簡単にどういうものかお話をいただきたました。今後、校友会東京支部としてどんな連携ができるか楽しみです。

東京支部は多彩かつ多様な校友の面々で溢れかえっていると言っても過言ではありません。帝国繊維の香山学さんにはこの会場、交詢社をご紹介いただいております。香山さんの友人の杏林予防医学研究所の山田豊文さんと一緒にご出席をいただき山田さんからはベストセラーとなった著書をもらいました。今回、ベトナム大使館からフン様をお招きするきっかけになったのは會津さんによるものです。つい最近、「医療、看護系専門用語集」をハノイ医科大学と共同出販されました。アメリカからは国宗さんが駆けつけてくれました。

大学は今年で70周年、校友会は55周年です。京都外大は海外との交流はどうなっているのか、母校の現在や将来に関心を寄せられる校友がたくさんいらっしゃいます。国内には16の支部、海外には10カ所あります。大学は4号館が完成し、キャンパスの中もより「学生フレンドリー」な学びの環境が整備されています。

さてさて、ここからは参加された皆さんの面々をご覧いただきたいと思います。



皆さま、本日は楽しんでいただけましたでしょうか。
大学と校友会は車の両輪です。東京支部は力強くその両輪の後押しを出来ればと考えます。そして卒業生と卒業生が結ばれ、連帯感をもって様々な取組みを今後とも展開ができればと願っております。どうか、皆さまお1人お一人のご理解とお力添えを今後とも引き続きいただけますようお願い申し上げます。

今年も青木副支部長の挨拶をもってお開きです。
来年は30周年です。是非また皆様とお会いできるのを楽しみにしています。



校友会東京支部主催「第29回関東地区卒業生の集い」実行委員会一同

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