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東京支部 今昔物語




京都外国語大学校友会東京支部
「第27回関東地区卒業生の集い」開催報告


今年の集いのテーマは「新たな一頁に向けて」。2015年4月、利根川正則氏が東京支部長に就任し、新たな東京支部の船出となりました。東京支部の創設は1988年に遡ります。第1回の東京支部結成総会が品川プリンスホテルで開催され、今年で第27回目となります。利根川新支部長はこれまで会計、事務局長、支部長代理を経験し、東京支部を裏方として長きに渡り支え続け拡大発展に寄与されてきた最も信頼も厚くパワフルな存在です。

新支部長は着任にあたり「スタートは終わりへのカウントダウン。任期は3年、最長でも2期6年。2021年3月にはバトンタッチします。そのゴールまでどう走りきってバトンをリレーするか、そこをしっかり見据え逆算をして支部長の責務を果たしていきたい。」と決意を語ります。

新支部長は次の三つを東京支部の取組みとして掲げます。
(1) ビジョンの活性化 
(2) 東京支部らしさの発揮
(3) ミッションの遂行


(1) 東京支部のビジョンの活性化
東京支部のビジョンは「つなげる つながる 卒業生の絆と外大文化」。卒業生同志が年代や学科を超えて有機的に繋がり連帯感をもつことができるよう、年一回の「関東地区卒業生の集い」を軸に小規模な仲間との集まりやゴルフコンペなどを開催しています。また、インターネットやフェースブックを活用して、校友同士の情報交流や関係強化を目指しています。今後更に、「卒業生と卒業生」と「卒業生と現役学生」が有機的につながるよう、地道な「橋渡し作業」を加速させていきたいと考えます。卒業生にとって為になり得する情報やコンテンツの提供、校友が集い互いに高め合える学習の場やビジネス交流の場の創出も必要と捉えています。”後輩を思いやる先輩、先輩を慕う後輩”、こんな校友関係がドンドン増幅拡大していくことを目指します。


(2) 「東京支部らしさ」の発揮
外大らしい東京支部の存在価値とは何か?東京支部は卒業生や就活に勤しむ後輩たちにどんな貢献やサポートができるのか?卒業生が集まってどんな協調体制を築くことができるのか?東京支部はそんな自問自答を繰り返し、皆さんの協力のもと努力を重ねてきました。
5年後の2020年、「第32回東京オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。その年、東京支部は奇しくも同じく第32回目の「関東地区卒業生の集い」を迎えます。
その間、東京支部は2018年には記念すべき第30回目の「関東地区卒業生の集い」を開催します。2020年に向けて節目節目をむかえる東京支部です。その節目を成長飛躍の起爆と位置づけます。

「東京支部らしさ」、このテーマの具現化のため、一つの試みとして2013年から集いには在日大使館から来賓をお招きし、卒業生との交流を深めてもらっています。2013年は駐日ポーランド共和国大使閣下、2014年は駐日トルコ共和国商務参事官、2015年は駐日メキシコ大使館商務参事官をお迎えしました。大学と校友会は車の両輪です。こういった交流活動がテコとなり、東京支部が少しでもその両輪の後押しが出来ればと考えるに他なりません。オリンピックは世界が注目する世紀の大イベント。東京支部はそんな栄えあるメガシティ「TOKYO」にその活動の場を置いています。外大出身者、現役外大生の一人でも多くが注目し期待を寄せる、そんな東京支部でありたいと思います。


(3) 東京支部のミッションの遂行
2020東京五輪に向けてTOKYOは更なる飛躍の高みを目指します。私たち東京支部もそうありたいと願います。東京支部の存在意義はこれまで以上に大きく、期待も高まっていくものと考えるからです。東京支部は自ら掲げるビジョンを私たちのミッションとしてその達成に向け励んでいきたいと考えます。そのためのアクションプランとして下記を計画・推進してまいります。

1) ミッションその1 「東京支部若者会」の立ち上げ
「東京支部若者会 (~ビジネスから婚活まで~)」を第27回の集い (07.11.2015) の日に立ち上げました。ニューリーダーの育成、次の世代を背負う若者の育成が何より大事です。東京支部の若い校友達がイニシアティブをとってくれることで東京支部の未来が見えてきます。名前はベタですが、次なる東京支部の発展に向けた航海に着手したところです。

2) ミッションその2 「東京支部オフィス」の設立
卒業生や現役学生が気軽に集える校友会東京支部オフィスの設立です。過去4半世紀以上に渡り、いつの時代にも東京支部事務局に寄せられる声に「東京支部のオフィスがあるといいね」があります。気軽に校友が集え、就職活動で東京に出てくる現役学生も立ち寄れる場所の確保です。近い将来、現実のものとなって欲しい一つです。
実は、平成21年度からキャリアサポートセンターが「東京サテライトオフィス」を開設、3年間運用された実績があります。東京駅丸の内側北口から直の最高のロケーションでした。大学と校友会の一体型のものは現実味のあるアイデアのひとつではと考えられます。今後、関東圏での京都外国語大学の更なる認知向上は喫緊の課題であり、大学と校友会東京支部の連携は正に車の両輪です。相互乗り入れの促進に取り組んでいきたいと考えます。

3) ミッションその3 「在京の大使館、海外政府公館等との関係構築」
東京支部は、駐日大使館や海外政府観光機関、在日外国商工会議所等との関係構築と交流促進を更に進めていきます。現役外大生の大使館等でのインターンシップ活動や就職活動の際に少しでもプラスになればという願いからです。現在の年に1度の集いのときだけでなく、日頃から大使館の経済担当や商務、文化・観光担当者を招いて勉強会と懇親の会を企画推進していきたいと計画しています。10名〜20名の小規模のものを年に複数回開催できればと考えます。ホテルや航空会社、旅行会社等に勤務する多くの卒業生が首都圏で活躍しています。こういった業界の卒業生にとって、在京大使館や海外政府機関と関係を深めることは仕事においてもプラスとなり、個々の繫がりが出来上がることを目指します。

東京支部らしさを発揮しながら私たちは「卒業生と卒業生」、「卒業生と現役生」との間に連帯と信頼という橋をひとつひとつかけてまいります。「これからが本番」を向かえる東京支部を何卒よろしくお願い申し上げます。


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いよいよ、「第27回関東地区卒業生の集い」のはじまりです
今年はいつものメジャーなホテルの会場から、渋谷の雑踏のド真ん中に位置するレストランTokyo Main Diningを選びました。プロ仕様のステージ、大きなスクリーン、ゆったりしたスペース、それでいて、カジュアルでリラックスできるため、この会場を選びました。仲間との語らい、大学・校友会・海外の来賓の皆さんとの交流のはじまりです。会場のセットアップも整い、エンタメタイムのリハーサルも順調です。



12:00 受付スタート
懇親会の形式はシートブッフェ。席は自由に選んで座ってもらい、食べ物は各自が取りに行くスタイルです。このスタイルが名刺交換や交流がし易いと好評です。以前はスタンディングブッフェというときもありました。その場合、ずっと立ちっぱなしとなり皆さんに負担となるのでいつからかこのスタイルが定着しています。初めてこういった集いに参加してくれる卒業生は不安で一杯です。一人ぼっちにさせないよう、実行メンバーはなるべく一人でいる校友に話しかけたり、だれかと引き合わせ紹介をしたりと気遣いをしながら場を盛り上げるべく取り組みます。

12:30~12:50 第一部総会
司会進行は卒業生の久米崇載さん、さすがにプロの司会は違う!と会場から溜め息が漏れる程でした。久米さんの緩急をつけた喋りと見事な進行で、最高の集いへと導かれていきました。式次第に則り会はスタート。三上弘子実行委員長による冒頭の挨拶を皮切りに、棧敷雄二校友会副会長のご挨拶、大学側からは堀川徹志副理事長からご挨拶をいただきました。



今回大学からのご来賓は、松田武学長、横山卓哉法人本部長、熊谷敏樹副学長、中川亮平キャリアセンター長の皆様。校友会支部からも遠方より沢山のご参加をいただきました。



利根川新支部長から、2020東京五輪の開催地でもある東京は世界が注目するMega Cityであり、「東京支部らしさ」を発揮した取組みを加速させたいとの力強い挨拶がなされました。「これからが本番」を向かえる東京支部へのご理解とご支援を切に願うところです。新支部長を支える精鋭なる女子の面々をご覧あれ。



本山裕彦氏へ青木副支部長から「6年間支部長お疲れ様でした」の花束贈呈が行われ、それをもって一部終了となりました。一部から二部へ切り替わり、ドリンクサービスがスタート。場内の雰囲気もガラリと「総会」から「懇親の会」へと変わった瞬間です。



13:00〜15:00 第二部懇親会 大学を代表して松田武学長のご挨拶で第二部は滑り出しました。松田学長の愛校精神と校友を思うお気持ちは格別です。毎回、東京支部の集いにはご出席をいただき激励を頂戴しております。続いて、今年の海外代表のご来賓はメキシコ大使館商務部、アーロン・ベラ 一等書記官。流暢な日本語でまさに日本語も ’ベラベラ’ 、一瞬にして参加者の皆さんのハートを掴んでしまわれました。



今日、記念すべき立ち上げの日を迎えた「東京支部若者会 –ビジネスから婚活まで」。代表を務める谷口皓一君(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ法人営業部勤務)と橋口莉奈さん(クラブツーリズム勤務)のお二人が声高らかに杯をあげてくれました。
このあと、食事・歓談の交流タイムとなります。待ちに待った年に一度の集いということで、皆さんのボルテージがいっきに上がり、会場内が最も盛り上がる時間となります。







東京支部の総会懇親会の特色は「関東地区卒業生の集い」と呼び親しまれている通り、首都圏のみならず周辺の他府県からも多くご参集いただいている点にあります。東京支部にはダンディな先輩達をはじめ海外業務等を経て鍛えられ筋金入りの先輩諸氏が多数いらっしゃるのもその特徴です。「関東地区卒業生の集い」は交流の場、再会の場、往時を偲ぶ場、ビジネスの場、まさに互いがクロスオーバーし合い、相乗効果を分かち合える「貴重な場」、最高の上質空間となっています。





さて、ショータイム!!です。ピアノは多田勇子さん、ギターと歌は中川健二さんです。
演目は、メキシコの代表曲である「シエリート・リンド」。中川さんはイスパニア語学科卒、埼玉県のレンズメーカー・タムロンに勤務。一方、多田さんはピアノが趣味で、ボランティアで外国籍の児童の授業サポートやデイケアでオルガンの演奏活動に従事しています。



ショータイムに引き続いてテーブルインタビューが実施され、卒業生の活躍の一端を垣間みる事ができました。プロボクサーの成田さん、国際会議通訳者の倉澤さんをはじめ沢山の校友が国内外で活躍をしています。



そして、まだまだ、歓談と交流は続きます。









今回の終盤の目玉は抽選会でした。卒業生の皆さんや関係先から多数の協賛をいただき、素晴らしい商品が当たる抽選会が開催できました。集いが沸騰点に達する瞬間でもあります。抽選会にご協賛いただいた皆様は下記の通りです。皆様、抽選会を盛り上げていただき有り難うございました。


(順不同)
香山学様(帝国繊維)、中林勝之様(ヨネックス)、谷口澔一様(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ)、石川望美様(第一生命)、森田順子様(メットライフ生命)、渡邊庸生様/La Casita 東京メインダイニング様、山田有桂様(ビッグバンミュージック)、利根川正則様(Global Media Corporation)、林陽子様、久保雄二様、青木光子様 。

最後は例年通り、集合写真と学歌斉唱、締めの挨拶は東京支部を支える女子メンバーによるワンポイント挨拶と三本締めでお開きとなりました。東京支部は女性メンバーに支えられています。青木副支部長を筆頭に皆さんのご尽力があっての東京支部と思っております。是非、来年も皆様、集いにご参集をいただき外大の「上質の輪」を「皆さんの和」をもって拡げていただきたいと願います。See You In 2016!!




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